音読のすすめ(英語)

音読のすすめ

 

今日は、英語の効率的な学習の一つである音読を紹介します。

 

音読のポイントは、意味がわかる文章を何度も読むことです。

文章の意味、文法、文構造が分からないまま声に出して読んでも効果は薄いです。

まずは、文章をじっくり読み、文章の意味、文法、文構造を理解しましょう。

その後、何度も何度も色々な方法で音読することが大切です。

 

音読によって、リスニング力もスピーキング力もアップしますよ。

そして、読むスピードもアップしていきます。

さらに、たくさんの英文を記憶していくことで、英文を書く力もついていきます。

そうです、音読によって4技能が伸びていくのです!

 

では、音読方法をいくつか紹介します。

 

① Listen and Repeat リスニング&リピート

テキストを見ながら、音声を意味のまとまりごとに区切り、声に出して繰り返す。

 

② Overlapping オーバーラッピング

テキストを見ながら、音声とまったく同時に声に出して読む。

発音、強弱、イントネーション、リズムを完全に真似する。

 

③ Read and Look up リード&ルックアップ

テキストを短いフレーズのまとまりごとに見て(覚えて)、次に顔を上げてテキストを見ずに声に出して読む。

できるようになったら、どんどんフレーズを長くしていくとよい。

 

④ Shadowing シャドーイング

テキストを見ないで、音声の0.5~1秒後(1~2単語後)を追いかけるようにして発音する。

聞いた音をそのまま真似して声に出す。

 

⑥ Interpreter Reading 通訳読み

日本語訳を他の人に読んでもらい(又は自分で読み)、それに相当する英語を音読する。

テキストを見ずに言えるところは通訳になったつもりで英語にしていく。

長い文の場合は、スラッシュで区切って通訳する。

 

みなさんが課題で取り組んでいる「Wonderland」のテキストは、詳しい解説と音声が付いています。音読しやすい教材なので、ぜひ毎日音読を続けてください。

音読の記録をスタディノートに残すといいですね。

どの方法で、何回音読したか、そして反省点を記録すると励みになるでしょう。

音読する中で、発音が間違っていた単語や理解できなかった文章などを、スタディノートにメモするのもいいでしょう。